JERGO (JMAC Ergonomics) 生産ラインの人間工学的(エルゴノミクス)アプローチ
■直面する課題
あなたの職場でこんな問題ありませんか?
□ 女性や高齢者には無理がある職場になっている
□ 作業がきつい等の理由で従業員が定着しない / 採用に苦労している
□ 腰痛で欠勤するケースが多い→ケガを除く作業起因の疾病の約65%が腰痛です
□ 自動化したいが多品種生産のため専用設備の導入が難しい
□ 手扱いによる運搬が多く、作業者の負担が大きい
■研修のねらい、目的
エルゴメソッドとは、IEと人間工学(エルゴノミクス)を融合させた作業改善手法です。身体負荷リスクの軽減を目的に、作業姿勢の分析と評価を行います。
シニアや女性労働者の増加による「働きやすい職場づくり」を課題とする企業、自動化できないラインを多く抱える企業が近年この手法を導入しています。
改善というと設備投資を考えがちですが、"体の使い方"に目を向けると、多くの問題点を発見できることに気づきます。
本セミナーでは、エルゴノミクスの基本知識を学び、実際の工程設計や作業改善に活用できるようになることを目的としています。
■研修の特長
1. 有効性 分析を通して作業の問題点や改善箇所がわかる
2. 効率性 現状分析および改善検討期間が短い
3. 容易性 短い期間で改善手法の習得が可能
■研修の対象
以下の部門のマネジャー、ご担当者
・シニア・女性の就業比率が高い作業職場
・生産技術部門、製造部門、労務・労働安全衛生管理部門
・重い物のハンドリング作業など、いわゆる「重筋作業」が多い職場
■研修の期間
1日(10時-17時)
■プログラム例
■実施事例・成果
【例:食品メーカーでの研修参加者の感想】
・日々の作業の細分化したことで作業の問題点が見えた。
・少しづつでも改善すれば効果がでることがわかった。
・自分の作業を他の人に見てもらえたことがよかった。
・無駄な作業の見直しもできたのがよかった。作業効率の向上につながる。→GCIにつながる
・他の係の作業をみれてよかった。問題点が見えた。いい機会だった。
・他の部署の苦労がわかった。普段あたりまえと思っている作業でも改善できるところがあることがわかった。
・当たり前にやっている作業でも、分析数値化すると問題点がみえた。
改善案を出すことによって、大きな効果があることがわかった。他の部署の苦労も知ることができた。
・作業効率を確認できた。体の負担をやわらげ、健康管理につなげたい。
・研修によって、他部所の意見をきけてよかった。
こんなに体に負担がかかっているとは、これまできづかなかった。
・作業を分析、数値化すると、こんなに負担がかかっているとわかった。改善効果も大きいことがわかった。
・自分の作業を見つめ直す機会がなかったので、今後の仕事を考えながらやっていきたい。
・普段の作業で体の部位の使い方について考えたことはなかった。
今回の研修ではそれについて議論できてよい機会だった。
・はじめてエルゴノミクスを聞いて、どんなものか知ることができた。
これらが日本にはまだ広まっていないことを知り、日本にひろがって欲しいと思った。
・改善案について、普段から気になっていることをあげてもらった。
それが今回のエルゴノミクスの観点から、どう効果があるかわかった。
細かいところをみることで、いろいろな改善アイデアが出ることがわかった。
・計量係が検討できなかったのが残念。参加してない方にも知ってもらいたい。
・自分が将来、高齢になったときに、このままでは出来ないので改善が必要。
・改善というと設備投資とか大きなところに目がいくが、体の使い方に目をむけることができることがわかった。
・作業のECRS、自由な発想で改善を考えることが大事とわかった。
・今回の改善案は実施してみたいと考えている。研修でおわりではない。