戦略的研修運営アウトソーシング(研修BPO)
人事機能の役割の変化
現在、人事機能は大きな変化の只中にあります。一言で言うと、「経営に直結する戦略機能としての変化」です。人事機能は、企業経営における根幹機能として、企業の将来を見据えた企画立案機能がこれまで以上に求められており、目の前のオペレーショナルな業務を間違いなく、短納期で実施するだけでは、経営からのニーズに対応しているということにはならなくなっているのです。
しかしながら、人事機能の業務を棚卸してみると、企画立案機能への業務投入工数が満足にできていないことが少なくありません。その理由はどこにあるのでしょうか。理由は、「緊急かつ必要な業務」が多く、そもそも、業務を廃止したり、簡素化することが困難な業務を多数抱えていることにあります。このような業務を抱えている中で、企画立案機能へ業務シフトすることは現実的に可能なのでしょうか。
人事機能の提供に対する要員数が一定であるとすると、業務改革による業務生産性向上にも限界があると思います。そうした課題に対する、1つの解決方向性が「戦略的アウトソーシング」なのです。
研修機能の戦略的アウトソーシング(BPO)
人事機能の中でも、研修運営業務は、間違いが許されない正確性が求められる仕事と思います。このような業務を「単なるコスト差」だけでアウトソーシングをすると、間違いが発生するだけではなく、クレーム対応のため、結果的に余計に工数がかかることになりかねません。
JMACでは、人事・人材育成部門の戦略部門化をご支援するため、研修機能のBPOサービス(戦略的アウトソーシングサービス)を提供しております。
JMACは、社内コンサルタント講師を派遣するだけではなく、外部講師の選定・評価、研修の企画~運営まで研修に関わる様々な業務を実施しております。これまでJMACが培ってきた研修運営ノウハウをサービスとしてご提供し、皆さまが抱える業務負荷に関わる課題解決のお手伝いができればと考えております。
BPO機能代行メニュー
JMACが対応可能な研修機能の戦略的アウトソーシング(BPO)は、以下の通りです。包括的なBPOは勿論のこと、個別メニューでも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
BPO導入事例と成果
◆A社:集合研修のリモート化に対応するためにJMACBPOを利用
緊急事態宣言を受け、これまで実施していた集合研修をリモート化することが求められている中、リモートトレーニング運営支援とリモートトレーニング事務局機能の業務標準化に向けた活動を推進しました。
JMACが主導、支援しながら、会議システム選定、リモート環境整備に向けたタスク設定、受講生に配布するリモート操作マニュアルの作成、事務局とのリモート会議の事前シミュレーション、当時の運営サポートなどの支援を実施しました。
結果として、大きな問題もなくリモート研修を実施することができるようになると同時に、JMACの支援がなくても事務局によるリモート研修の運営が自走できるようになりました。